闇堕ちした黒猫

暗かったり重かったり明るかったり

毎週のように行っていた場所


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予定があって、久々に横浜駅へ。

 

横浜駅周辺は学生の時、毎週のように遊びに行っていた。思い出の場所もいくつかある。

たくさんあるけど、とりあえず3つ。

 

 

 

 

東急ハンズ 横浜店

私の青春に欠かせない存在。

ここで買っていたのは文房具やお絵描きの道具。

 

中学の三年間、美術部に所属していた私は、

主にここでスケッチブックやシャーペン「クルトガ」などを買っていた。

絵を描きながら「クルトガ」を分解して壊してしまうクセがあったので、度々買い直してた記憶がなんとなくある。

 

私がこの東急ハンズを利用していた頻度は「横浜モアーズ」へ移転する前のほうが多かった。

 

調べてみたら東急ハンズ横浜店が横浜モアーズに移転したのは2013年。もう9年前の話。そんなに経ってたなんて。

 

でも、行きまくってた事は覚えてるのに、建物の形とか大きさとかだいぶ忘れかけてる。

それだけ時間が経過してるという事だし、その分、私も歳をとってるんだよなと思った。

 

もう若くないのかな·····と若干憂鬱になりながら、移転前の東急ハンズをググってみたら、1A、1B、2A、2B·····と、独特なフロア分けを示す案内板の画像を見つけて

「ああ!これだよこれ!」

と懐かしくなってテンションあがった。ちゃんと覚えてるところは覚えてました。まだ若いみたいで良かったです。

 

 

 

 

レコファン 横浜西口ダイエー

私を椎名林檎東京事変などに強く結び付けてくれた場所。

今では入手が難しいかもしれないCD、映像作品、レコードなどの中古商品がたくさん置かれていた。

 

当時レンタルショップで、何となく椎名林檎のアルバムが目に入ったのでレンタルしたところ、

「幼少期から惹かれていたいくつかの楽曲が、椎名林檎の楽曲だった」という事実に気づき、椎名林檎東京事変の全楽曲を聞き漁っていた。

 

そんな中、立ち寄ったレコファンで見つけた椎名林檎のシングル盤。 

幸福論、ギブス、罪と罰、本能···。どれもおそらく、現在では入手が難しいであろうもの。

そこの棚の前に、ジッと立ち続けていた。

「お小遣いで買おうと思えば買える。でも自分が椎名林檎好きだということが店員さんにバレたくない····」

という自意識過剰と葛藤した末に、それぞれ一枚ずつ購入した。ドキドキした。全てが宝物になった。

 

それ以降、毎週レコファンに行っては、椎名林檎東京事変の棚に向かった。

今現在 入手が難しそうだなと思ったものは購入したり、ひたすら見つめ続けて数時間過ごしている時もあったと思う。邪魔に思われてた可能性も有り得る·····。

 

音楽だけでなく、お笑い関連のDVDもここでいくつか購入した。「大爆笑!!サンミュージックGETライブ」のDVDがあって感動した。レコファンは、当時の自分にとって宝探しの場所だった。

 

久々に行ってみようかと思って調べてみたら、レコファン横浜西口ダイエー店は、2019年に閉店していた。

しかもダイエーごと閉店していて、来年には跡地にイオンモールが出来るらしい。

自分が横浜駅から離れてる間に、色んなものが大きく変わってしまった。

変化に付いていけない。でも、この世で変わらないものなんて無いから、仕方ない。

 

 

 

 

ブックオフ  横浜ビブレ店

ここに限らず、用事が済んで行く場所が無くなった時、大抵ブックオフに立ち寄っていた。何時間でもいられた。

 

見るジャンルは大体決まっていた。サブカル、芸能人関連、あと占い。

 

当時ほかのブックオフで、せきしろ×又吉直樹「カキフライが無いなら来なかった」を発見した際、

その場で買うか買わないか3時間近く迷った末、汗だくになりながらレジへ持っていき購入した思い出もある。

又吉に心奪われ過ぎていた頃だったので「又吉の事が好きだって、他の誰にもバレたくない·····!」という自意識過剰と葛藤する日々を送り続けていたら、そんな思い出が出来てしまった。

 

横浜ビブレのブックオフで購入したもので、一番覚えているのが「ふたりエッチ」の1巻と2巻。

 

本当は全巻買いしたかったけど、確実に親に見つかってしまうので、2冊で我慢した。

親に見つかるのは避けたかったが、店員さんに見られる分にはあまり恥ずかしく思わなかった記憶がある。

当時は、えっちぃ本を買う時の恥ずかしさは無かったけど、それ以外のジャンルはなぜか恥ずかしくて、えっちぃ本で他の本をサンドイッチしてレジに持っていったりもしてたな·····懐かしい。

 

変わりゆくものが多い中、ここのブックオフは今でもあるみたい。よかった。

 

 

 

 

 

他にも思い出の場所はたくさんあるし、久々に横浜駅へ行くんだからと、それぞれの場所を巡るつもりでいた。

 

·····が。

予定ギリギリまで寝てしまった。

 

全く巡る余裕は無く。

久々に横浜駅へ来てみたら、駅の目の前あたりも色々と変わっていて、違う道を行っちゃいそうにもなった。

あれだけ横浜駅でやってた工事、もう終わったようにも見えたけど·····実際どうなのかよく分からない。調べてみても「完成?」って出てきて、なんか怪しい。

 

 

 

 

 

今回、横浜駅に来た目的はひとつだけ。

 

 

 

横浜実験寄席

Nakedloft横浜で、月イチのペースで行われているライブ。

以前からライブ自体やってるのは知っていたけど、観に行きたいと思っていながら予定が合わず。今回やっと観に行けたので良かった。

 

よだれどり、パーマ大佐、メガネロック大屋、鬼塚ムソウ、ぶたマンモス 、各組の本ネタと実験ネタが観れるライブ。

今回は鬼塚さんがお休みで、徳原旅行さんと、アーティストの三崎れもんさんがゲストだった。

 

実験ネタ、普段その芸人さんがやらないようなネタばかりで、新鮮みがあって面白かったな。三崎れもんさんは、歌声も演奏も透き通ってるようで素敵だった。

 

劇場で普通に観るのも楽しいけど、ご飯食べたりお酒飲んだりしながら観るのも楽しいなって思えるようになった。

 

だいぶ前にも、そういうライブハウス的な場所でライブを何度か見た事があったけど、

周りほとんど大人の方々で、そんな中自分は成人にも達してなかった。

お酒飲んだりしながら観てる人の姿が、めっちゃ大人っぽくていいなって思ってた。

 

でも自分は成人超えても、そういう大人っぽいカッコ良さみたいなものが全然滲んで来ない。

いつかカッコ良さ出てくるのかな·····出てきそうにないな。もう、楽しければいいや。

 

 

 

 

次に横浜駅へ行く時は、思い出の場所を巡りたい。

まず生活リズムをある程度整えられたらいいのだけど。

 

この文章も、夜に一睡もしないまま朝迎えて書いちゃってるし。