闇堕ちした黒猫

暗かったり重かったり明るかったり

他人の好きなものを馬鹿にしない

他人の好きなものに対して、見下して馬鹿にする人間が苦手。得意な人なんているのだろうか。



最近不定期に仕事をしている。
短時間ではあるが、集中力などを要するので大変さはあって、でも楽しくできている。


その仕事をしたことが無い人に、
こんなことを言われた。
「お前と俺とは、働いてる時間の長さが違う」
小馬鹿にした言い方だった。
私はその人のやってる仕事をしたことが無いけど、一度も馬鹿にしたり、見下したりしたことはない。なんでそんなことを言われなければいけないのか分からなかった。
仕事は時間が長ければ長いほど偉い、とでも言いたそうだった。
そんなはずないのに。

世の中、色んな仕事がある。大変なこと、楽しい瞬間、抱えてる心境なども、それぞれで違ってくるだろうけど、それぞれで頑張って働いてることには変わりないと思う。

長時間勤務は体力的にもしんどくなる。どこを基準にして長時間勤務というのか分からないけど、8時間を超える勤務は自分も経験してるから、大変さは分かる。

でも、短時間勤務だからって楽って決めつけられるのは違うのではないか。

短時間でも、全神経を集中させて緊張状態で作業をする必要があるので、仕事を終えた後は体力の消耗を感じている。
自分のことは、社会に適応しづらい存在だと思ってるけど、それでも自分なりに、人のために少しでも役に立ちたいと思って頑張っているつもりだ。


仕事の内容を全て知ってる訳でもないのに、やったこともないのに、
他人が楽しく頑張ってやってる仕事を「短時間だから」という理由で
「大変ではない」と決めつけて見下してほしくない。
せめて同じことやってみてから言ってくれ。




少し話ズレるかもしれないけど、私はパクチーが苦手だ。でもパクチーが好きな人だっている。
私はパクチーを食べれる人がいても馬鹿にしないし、目の前でパクチーを食べてる人がいたって何も思わないし、何も言わない。相手が好きなものを食べてるので、自分も好きなものを食べる。


私は幼少の頃に、好きな食べ物を食べようとして嫌な反応をされたことがあった。



自分が大好物を食べてる目の前で、
父親が明らかに気持ち悪がってるような表情をしてきて、嫌な反応をしてきたことを、今でも薄ぼんやりと覚えてる。
薄ぼんやりでも嫌な事として、記憶に染み付いてる。

最近では私の「推し活」についても馬鹿にされた。馬鹿にしてきたのは私の仕事について見下してきた人と同じ人だったけど。

私は好きなように好きなもの観たりやったりしてるから、お前も自分の好きな事に集中してろよ。

なんで他人の人生の楽しみまで邪魔しようとしてくるのか。

他人の好きなものを馬鹿にする、という行為自体が「好きなこと」なんだったらどうしようも無いけど。



興味無いなら興味無いで何も言わなければいいだけ。
相手がそれを好きであることを否定するような事は言ってはならない。
自分だってされたら嫌だろう。